地方自治体のイベントコーディネート


 各地域においては、「祭り」や「イベント」を行っておられますが、今回ちょうど、ある地方都市で行う予定の新規イベントの企画作成委託をうけましたので、少し基本を考える事にしました。

 そもそも、「祭り」と「イベント」の違いは何なのかということです。
単純な表現をすると、「祭り」は、全員参加型。(運営委員と参加者ともいえますが)、「イベント」は主催者とお客様という関係になります。

 今回は、「イベント」について考えてみます。
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  ※本文と直接の関係はありません。
 
 まず、一番大事なのは、「誰が」「何の為に」「誰に対して」「どういう事をおこなうか」の明確な目的を十分に議論して確立する事から始まります。

 これが企画者、主催者の中で共有できていなければ、単なる「行事」で終わってしまいます。
 次に考えるのは、いかにして「地域住民、企業、行政との一体感を持たせるか」になります。

 一般的なイベントコーディネーターは、もちろんプロですので、任せるのであれば、きめこまやかに計画し、ミスなく実行してくれます。しかし、多額なお金が必要になります。

 でも、そこまで、お金は出せない。という場合には、自分たちでやるしかありません。

 そこで、イベント自身の企画段階から、地元地域の参画希望者と一緒に作り上げるところから着手します。(行政の声がけによる公募が望ましい)

 目的の作成から着手して、実行にいたるまでの準備、役割分担、什器手配、PR戦略、許可申請、リスク対策(事故防止と事故発生時の対応方法マニュアル)等々多岐にわたります。

 自分たちが計画実行する喜び、立場をこえた人達で作る事による新しい人脈、一体感の共有、そしてイベント終了時には、大きな達成感を得られる事でしょう。

 立場の違う人たちと一生懸命、議論する事で、さらに「企画力」「提案力」が身につき、今後の地域活動における「協力体制」「信頼関係」もできるといいな・・と思います。

 この動きこそが、地元地域から立ち上がる地域活性化の一つと思います。

 以上は、かなり大雑把な項目ですが、基本的な考え方として、これを押さえた上で、各論について詳細事項を決めていく事になります。
  
 まずは、ワークショップをする為のフレームワークと、たたき台となる企画を自分で作成しますが、あとは、みんなの力を引き出せる「場作り」に力を注ぎたいと思います。

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  1. 2017/2/17

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