地方の自治体へお伺いさせて頂いた時は、必ず、「道の駅」に訪問させていただきます。
各地で様々な取り組みをされており、道の駅コンサルタントとしては、いつも勉強させて頂いています。
最近よく感じる事としては、農作物などの直売コーナーの人気が、日に日に増してきているのではないかと実感しています。2年くらい全国の道の駅を訪問しておりますが、以前と比べると確実に状況が変わってきているようです。
品切れや品数不足を補うために、地域農家の方々との新たな連携を模索されている「道の駅」も多いのですが、直売所同士での供給農家の取り合いも複数ヶ所で発生してきているようです。
そのような中、ちょっと面白い取組ができました。
現在、青森県十和田市の雇用創造推進協議会さまと連携させて頂いており、セミナー講師も担当させて頂いておりますが、その関係で、「お客様満足度UP研修」~売れる商品・魅力的な売り場作り~というセミナーのコーディネートもさせて頂きました。
単なる着席型のセミナーではなく、室内講義終了後は、受講生と共に実際に「道の駅」へ出向いてチェックポイントを確認し、部屋に戻ってからは、課題をみんなで出し合い、どのようにすれば改善できるか?というテーマで進めております。
受講生の方々は、お店を経営されている方、企業の方、起業準備中の方など様々ですが、みなさん、身近にある「道の駅」を消費者としての視線や経営者としての視線で、様々な気付きを出しておられました。
実際に「道の駅」の経営者の方にお話しを聞く機会もご用意いただけましたので、より一層、実践型のセミナーとする事ができました。
講師は合同会社フォーティR&Cの水津陽子先生に6回のコースをお願いできました。
最終的には、セミナー参加者と共に、視察させていただいた道の駅の改善計画をご提案させて頂く予定であり、正に、地域内における融合的取組事例となります。
現地視察時には、食も視察。メニューの見せ方や味もチェック・・・
現地視察をしながら、具体的な知識を養い、感性を磨き、発想を豊かにする取組としての「実践型セミナー」を広めるべく、地域活性化に係わる様々な分野で、セミナーをコーディネートしていきたいと考えています。
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