北海道の帯広空港から少し行った新得町にある協働学舎の宮嶋社長をお尋ねしました。
国産ナチュラルチーズの50%以上を生産すると言われている北海道十勝。
その地でも特に優秀で魅力的な経営者の方です。
スイスで行われた「山のチーズオリンピック」に出品した「さくら」で金賞・グランプリを受賞されたほか、手づくりチーズが数多くの国際賞を受賞されており、徹底した品質管理と物理的理論の実践には、大変驚きました。
「おいしいチーズは、ストレスの無い乳牛から生まれる。」
牛舎はチーズ工場兼店舗のすぐ裏にあるのですが、牛舎特有の臭気が全くしない上に、乳牛が、腹を地面につけて寝そべっている状態には驚きました。
自然界のマイナスイオンエネルギーを充満させ、微生物と共存している特殊な工法で作られた環境の中では、牛もストレスを感じることなく、ゆったりとしており、おいしい牛乳が取れる上に、乳量も2割近く増えるとのことでした。
外にいる牛以外に、牛舎の中にいる牛たちも腹ばいに寝そべり、完全に寝入っている感じでした。
近くには、子牛のハウスもたくさん並んでおり、小さい時から自然エネルギーの原理に従い、大事に育てられています。
この工場には、マイナスイオンを充満させる仕掛けがしてあり、物理的な根拠に基づいて宮嶋社長が自ら環境つくりをされていました。技法については、細かく教えていただきましたが、チーズ作りのプロ職人ではなく、物理化学者ではないかと思うくらい、徹底した理論を実践されていました。
チーズ倉庫の様子。
この中は、気温は10度程度ですが、湿度がなんと90%近くありました。
しかし、全く湿った感じはなく、天井部やチーズには、一切、水滴がついていない。
これも正に宮嶋社長マジックともいえる技術でした。
自然界のマイナスイオンを集めて、コントロールする手法の一つに炭埋という技術があります。生き物には全て波動があり、自然界のエネルギーを受けている訳ですが影響を受ける磁力線も、方法によっては少しゆがめて磁場調整する事ができるようです。
いわゆるフレミングの左手の法則を使う事で、運動・磁力・電子の流れを元に、実現したい方向に力を誘導するという理論です。
この技術は、昔のお寺や城にも使われており海外では、ピラミッドなどにも同様の原理に従った施しがなされているようです。
目で見えないエネルギーの流れが、宮嶋社長には手に取るように見えている感じを受けた上、その理論を徹底的に実践して、成果に結びつける事で、他人にはできない付加価値生産を実現されている事に感銘いたしました。
炭埋の理論は理解しても土地や近隣施設からの影響まで考慮しなければ意味がないどころか、逆効果になる可能性もあるとの事で、数多くの実体験をされているという事が、他人の追従を許さない技術力になっているようでした。
農事組合法人 共働学舎新得農場
北海道上川郡新得町字新得9-1
代表 宮嶋 望さま
協働学舎ホームページ
http://www.kyodogakusha.org/index.html
自然界のマイナスイオンを発生させ、それらをコントロールする技術は以下の本に出ていました。
私もその場で、購入させていただき、読みましたが、何回読んでも素晴らしい本ですのでご紹介させていただきます。
この考え方、徹底した管理、社長の思いに触れたことで、今、いろいろな地域で農業従事者の方々と地域活性化活動をしている中で、何かヒントを得られたような気がしました。
宮嶋望社長、有難うございました。
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