公益社団法人氷温協会様の全国大会で、地域活性化の観点から氷温技術を促進する方法について、基調講演のお声掛けを頂きました。
第31回 氷温研究全国大会
日時:平成27年10月21日
場所:鳥取県米子市 米子コンベンションセンター
講演名:「氷温熟成と向き合い、地域社会に貢献する」
~時代は“こだわり”を求めている~
氷温技術は鮮度良く、美味しく、衛生的にも配慮した研究技術であり、新鮮な素材のうまみを保持できる事から、鮮魚なども海外に輸出して成功している事例が多くあります。
この技術が日本中の地域特産物の付加価値を増大させるものと考え、地域特産物の開発と推進、ブランド化を進めている関係で、微力ではありますが、連携させて頂いております。
氷温認定を受けた商品は全国で688品目(平成27年10月21日現在)あり、大会には全国から160名近くの方が参加されておりました。
長年にわたって研究されて来た技術は、最近のニュースでも取り上げられています。
産経ニュース(引用):「氷温熟成のお味は? “寒仕込み”のうまみをお手軽に」
http://www.sankei.com/premium/news/151011/prm1510110008-n1.html
基調講演では、氷温熟成技術の普及と取扱事業者の販路拡大のヒントになれば幸いと考え、以下の流れでお話しさせて頂きました。
(1)「マーケットインからコンセプトアウトへ」
①「こだわり」を明確化する。
②「おもい」を伝える、広げるとは。
③バイヤー、シェフとの連携の必要性。
④シーンの提案。
⑤ターゲットの育成と創出。
(2)多くの協力者を巻き込む
①地域社会との連携について。
②PR・啓蒙のアイデア事例。
(3)自社商品のコンセプトを考える
今回の大会では日本海新聞様も取材にお越しになられていました。
日本海新聞様(2015年10月27日朝刊)
公益社団法人 氷温協会
鳥取県米子市大篠津町3795-12
http://www.hyo-on.or.jp/