地域活性化の取組みを推進している方々へ、チームづくりと人財育成の観点から、成功するチームづくりについての著書を発刊させて頂きました。自らの活動を通して経験させて頂いた事、気づきを中心とした内容となっておりますので、御活動においての何かのヒントになれば幸いです。
著書：地域活性化を成功に導く５つの提言（自立・継続と人財育成）
著者：須田憲和
【目次】
■序章
● 地域づくりの基本は先入観を捨て、理解して受け入れること
● 自治体と民間の大きな違いを理解する
・「目的」の違いとは。
・「慣習」の違いとは、
・「リソース」の違いとは、
・ 縦割り組織ではなく、横串型プロジェクトチーム構築の進め
● 予算という考え方を理解する。
● 地域活性化のポイントはチームづくりと人づくり
● 地方は閉鎖的という概念は間違い
● 地域資源は身近にたくさんある
■地域活動を行う上での組織運営ノウハウ
● プランニング（企画）のアイデア出し
● 市場調査分析（「マーケット」「人物」）の重要性。
・事前に自分で調査できる事
・ヒヤリングによる調査
● 他団体への連携アプローチ
● ファンディング（資金手当）の考え方。
● マッチング（連携）の考え方。
● 販路開拓の考え方。
● ６次産業化の推進支援。
● プロジェクト運営の注意点。
● 組織維持拡大の為には事業構想が必要。
● 補助金の種類と仕組みについて。
● 各種事業計画や申請書についての作成のヒント
・審査員（評価者）の立場にたった視点をもつ。
・提案施策は複合的にシナジー効果を生み出す構成を考える
・施策の中で使う「キーワード」に配慮をする。
・自分の団体をアピールする。
■地域活性化チームの作り方
● 有志賛同型組織は会社組織ではない
● モチベーションの維持とＵＰについて
・モチベーション維持に大切な要素１ 「当事者意識」の醸成
・モチベーション維持に大切な要素２ 「一体感」の共有と維持。
・モチベーション維持に大切な要素3 「達成感」の共有とメリハリ。
・モチベーション維持に大切な要素4 「評価や評判の見える化」
● 新聞社等のメディアとのお付き合い
・新聞社等へのアプローチ
・取材に来て頂いても掲載の可否は別問題
・ラジオも地域内へのアピールには有効な手段
・インターネットでの掲載にも気を配る
■ キーマンと出会う方法
● 民間の方々から情報を得る方法
・地域の酒問屋には意外と情報が集まっている
・日本青年会議所（ＪＣ）の方々は多くの地域貢献を実践されている。
・その他のグループ
● 地域おこし協力隊との連携
● キーマンづくりの為に注意したい事
■ファシリテーターが必要な理由と求められる資質
● 発言を引き出すテクニック
● 当事者意識を持たせる為に
● 進行途中では、論点整理をしながら、随所に「ＯＫ」や「区切り」を付けていく。
● アドバイスと押し付けは紙一重。
● 時には背中を押す役目も必要
● キーマンや責任者との事前打ち合わせと配慮。
● 会議時間はしっかり守る。
● 作業分担の指示を強制してはいけない。
■人材（人財）育成は永遠の課題
● イベントの実体験で経験値は上げられるが、指導には工夫が必要。
● 企画作成や提案書作成は、最初に前提情報と考え方を伝える。
● 団体運営や活動ごとの経理会計に関心を持たせる。
● 価値観の共有ができるようになる為に。
● 責任感と公的視野の醸成。
● 自治体や公的機関との調整・意見交換に同席させる
● 目先の事象にこだわらない、視野を広く。
● 他団体の活動や会議にスポット的に参加させてみる。
● 悩んだ時は、尊敬している人ならどういう行動をとるかを想像する癖をつける。
● 最後に褒めて存在価値を認める。
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★地域活性化を成功に導く５つの提言（自立・継続と人財育成）
■著者
須田憲和（すだ のりかず）
1965年 京都府京都市生まれ、東京都在住。
特定非営利活動法人 元気な日本をつくる会の組織運営本部長を務める。全国の地方自治体と官民連携による地域活性化活動を推進。現地法人設立や地域協議会立ち上げ・運営支援、６次産業化促進支援・交流人口促進・観光推進支援・バイオマス発電コンサル・ふるさと納税コンサル・道の駅事業コンサル・地域ブランド開発ＰＲ支援・産官学連携・定住促進支援・コミュニティ育成支援、そのほか地域活性化に伴う政策提言と実践を幅広く行うと共に各種セミナーの講師もつとめる。
格言：脚下照顧
趣味：ゴルフ・気学
ＮＰＯ法人 元気な日本をつくる会 組織運営本部長
http://powerful-japan.org
