官民連携で地域活性化を目指す研究会「官民パートナーシップ研究会」を開催しています。
地方創生の為には、各地域特有の課題認識と分析、また、幅広い分野における知識と経験、一緒に取り組む仲間、そして当事者としての意欲が必要であります。
衆議院議員の江渡聡徳代議士を中心として、2010年から始めた「官民パートナーシップ研究会」は、15回を迎えることになりました。
全国の自治体の首長をプレゼンターとしてお迎えし、地域の課題と取り組み状況を発表して頂いた後、参加頂いている代議士の方々からのアドバイスや内閣府、経済産業省等々の官僚の方々からのアドバイスを頂きながら研究会の参加者からの質問や意見を一緒に議論するというスタイルで進めております。
研究会は、「特定非営利活動法人 元気な日本をつくる会」が事務局を担当しておりますので、参加をご希望される方は、お気軽にお問合せください。
元気な日本をつくる会 ホームページ http://powerful-japan.org/
研究会は、東京都千代田区永田町にある自民党本部で開催しており、首長のプレゼンと意見交換をしたあとは、1ヶ月後くらいに当該地域へ希望者で現地視察ツアーを実施します。
実際に自分の目でみて、空気を感じ、地元の方々との意見交換を行うと、まさしく、「百聞は一見にしかず」であり、現地に入って初めて気づくことが多々あるうえに、首長や役所の方々が認識している地域特性や課題についても、参加者からすると全然、的を射ていないという事も少なくありません。
地方創生とは、地域価値を創造する事であります。
多くの地域で実際に地域活性化に取り組んでいる経験や現地での仲間作り、モチベーションの維持方法など、多種多様な施策を民間的発想と知恵で官と連携しながら進めておりますので、とても勉強になります。
プレゼン自治体に現地視察へ行った後、現地の役所担当者との信頼関係構築や地元団体との信頼構築をしながら、東京の研究員が現地に法人を設立したり、行政施策の推進の為に、現地にまちづくり推進協議会を設立したりもしています。
国の施策や考え方を代議士から直接教えて頂き、全体の流れを把握しながら、地方自治体の首長、役所担当者、地元団体等と共に、地域活性化に取り組むというスタイルは、この4年間の活動の中で習得した手法であります。
一過性のイベントや施策は何の意味もありません。継続的な活動ができる土台づくりから始める事が重要で、本当の意味においての価値観や考え方のベクトルを、どのように合わせるかがキーポイントとなります。
現地にまちづくり団体がある場合には、私たちのグループは、中間支援組織としての機能を提供できます。中間支援組織というのは、現存するまちづくり団体の運営や課題を解決するアドバイスや、一緒になって推進するということであります。
地域によって課題や地域資源は違います。また、施策展開するプライオリティも違いますので、それぞれに必要とされる施策提案をこれからも継続して行っていきたいと考えております。
お世話になっている代議士の先生方、内閣府・経済産業省の皆様、いつもありがとうございます。
過去のプレゼンター自治体
・北海道沼田町
・青森県十和田市
・宮城県亘理町
・島根県江津市
・京都府京丹後市
・大分県国東市
・鳥取県伯耆町
・山形県最上町
・宮城県村田町
・新潟県佐渡市