
青森県十和田市の6次産業化支援に関して、今年度もアドバイザーとしてご支援させて頂いております。
受講生2事業者様が総合化事業計画の認定をうけることができ(平成26年度 第1回認定)、先日、交付式がありました。新しい取り組みをはじめ、この日を迎えられたのはとても嬉しいことであります。十和田市長や職員の方々、東北農政局の八戸地域センター所長と担当職員の方々、そしてアドバイザーや新聞記者にも参加頂きました。 このような式を開催頂いた事で、事業者も私たちアドバイザーも、これからしっかり事業を推進していかなくてはいけないという思いを強く持ちました。
日時:平成26年6月20日(金)13:00から
場所:青森県十和田市 役所新館5階
前列左から、東北農政局八戸地域センター酒井センター長、舛舘社長、日野口会長、十和田市 小山田市長。
■認定事業概要をご紹介させて頂きます。
【認定事業者】
特定非営利活動法人 農響校(のうがっこう)hibiki 青森県十和田市東十五番町
理事長 日野口 敏章さま
【事業名】
カシスを利用した商品の加工、販売事業。
【事業の概要】
自ら生産したカシスを使用した加工品(顆粒・ドリンク)を開発しインターネット販売及び委託販売等に取り組むことでオリジナルブランド化を進め、高付加価値化を実現することにより障害者の就労支援事業における農業経営の改善を図る。
【認定事業者】
株式会社おいらせ大地 青森県十和田市米田字野月
代表取締役 舛舘和博さま
【事業名】
根深ねぎ(ながねぎ)、葉ねぎを利用した商品の加工・販売による十和田ねぎブランド化事業
【事業の概要】
自社生産した長ネギ、葉ねぎを利用した加工品(カットねぎ、ねぎみそ)を製造し飲食店に販売することにより、農業経営の改善と雇用の拡大を図ると共に地域内農業をけん引する農業者として地域経済の活性化に寄与する。
認定証交付式の後には、それぞれの試作品を試食させて頂くこともできました。
通常、6次産業化認定事業者への認定書交付については、事業者と交付者のみで行うことが多いのですが、十和田市の場合は、地方自治体自身が率先して6次産業化や農業経営改善を進めておられていますので、小山田市長はじめ、たくさんの方に参加いただけました。
十和田市の取り組みは、他地域における「農林漁業推進と地方自治体のありかた」という点で参考になるモデルになると思いますし、さらに頑張っていきたいと考えております。