公式には第3回目となる「亘理町復興・活性化検討委員会」が2月18日に開催されました。
東日本大震災の後、各地で復興事業が進められておりますが、ここ亘理に関しましては、復興に関わる144事業のうち、既に90%近くが着手されており、近隣地区では最も多い復興事業消化率となっているのではないかと思います。
また日本最大級のイチゴ団地における栽培も好調で、当初の収穫予想より多いペースとなっており、味覚についても市場で評判が良くなってきました。
また、先日の発表でもあるように、水産センターの建設が開始され、今年の9月には稼動する予定です。
http://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140122t12029.htm(河北新報様の記事)
他にも動きは沢山ありますが、ハード面に係わる進捗は、ある程度の評価ができる物の、ソフト面における課題は、まだまだ山積していると考えております。
被災地支援という事で、多くの企業やボランティア、事業提案などを頂戴しておられますが、あまりにも広範囲にわたる分野となるため、どのように整理し、どのような形で連携していくのが良いのか、頭を悩まされている現状もありました。
そこで、復興・活性化検討委員会としては、ソフト面を中心にした『「新生亘理」の創造に向けて』という報告書兼提案書を作成する事になり、取りまとめをしております。
概要としては、
・新生亘理の創造に向けて。
・地域資源を活かしたまちづくり。
・いちごの特産地を目指したまちづくり。
・持続可能なエネルギー社会を目指すまちづくり。
・そして、それらを運用する為の共通課題の認識と対応。
それぞれについて、個別の施策を明記し、具体的な活動に着手できるような形になっており、最後の詰めを行っている段階です。
いづれにしても各施策にドライブを効かせるためには交流促進がキーワードとなっておりますので、たくさんの方々に興味をお持ちいただけるような推進を図りたいと考えております。
宜しくお願いいたします。