現在、宮城県亘理町のプロジェクトチームで進めているバイオマス事業につきまして、住民の方と共に、新潟県にあるバイオマスプラントの視察へお伺いさせて頂きました。
プロジェクトチーム会議では、様々なデータや資料を基に進めておりますが、皆さんに、実際に稼動しているバイオマスプラントを視察して頂く事で、更に実現可能性についてのイメージがわいたのではないかと思いました。また、かねてより心配されていた臭気などの環境問題も無い事を皆さんに確認いただけました。
瀬波バイオマスエネルギープラント様(新潟県村上市瀬波温泉1-1175)
http://senami-biomass.com/index.htm
数々のバイオマスプラントを視察させて頂いておりますが、特に今回は、排熱を利用した温室栽培の取り組みで成功されている事例を見させて頂き、勉強になりました。
排熱を使って南国フルーツを中心とした温室栽培を展開されており、エネルギーの有効利用を実践されています。
ハウス内ではパッションフルーツ、ライチ、バナナ、ドラゴンフルーツ等々が栽培されており、首都圏への販売先も確立されており、たくさんの方々に喜ばれているようです。
販売先と販売方法は、お伝えできませんが、年間3000万円以上の売上があるとの事で、とても参考になりました。
視察の最後にプラントから出た液肥を頂戴しました。
バイオマスプラントから出る液肥は、水田や畑に撒くことで、収量UPと品質がワンランク上がる等の効果が期待できますので、どのくらいの成果があるかを実験してみようと考えています。
今回も視察にご協力いただいた皆様方、有難う御座いました。
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