全国各地で個々特有の地域活性化活動が展開されておりますが、各地のプロジェクトに参加させて頂く中で、自らが実体験した課題と成功に必要な要素を分析し、「リーダー」として、また「イノベーター」として活躍できる本物の人材を育成する為に「地域イノベーター創出プログラム」を全4日間の行程で開催いたしました。
私たちが育成・創出する「地域イノベーター人材」は、課題を発見・突破し、自立した事業を推進しながらも、地域内外の利害関係者を巻き込む活動を、協働して仕掛け、価値の連鎖を構築していける存在です。
【プログラム概要】 全4日間(2日間×2回)
● ● 第1回 ● ●
【事前学習:宿題】自分の人脈マップ(つながりマップ)を作成・提出
■ 2018年1月24日
13:00 【挨拶】元気な日本をつくる会 活動実績と概要説明(須田)
13:20 【アイスブレイク】相互学習心得・プレイフルラーニングプログラムの流れ(影山氏)
13:50 【講義】地域発! イノベーションの起し方(舘氏)
15:05 【講義・ワークショップ】地域で事業を起こす為に初動で必要な「起動力」とは(影山氏)
16:30 【講義】まわりを巻き込むとは(官民連携と活性化)(須田)
18:00 【交流会】
■ 2018年1月25日
9:00 【講義】 今、日本(地方)が抱えている課題について(経済構造・人口減少他)(須田)
10:00 【講義】 事業化にむけて(社会性・独自性・経済性)(須田)
11:00 【ワークショップ】 自分の考えている事業を検証してみる(須田)
12:45 【講義】 想いをお金に変える方法(井上氏)
【ワークショップ】ファンドレイジングの実践(井上氏)
15:00 【リフレクション:個別案件相談】(須田・影山氏)
15:45 【宿題説明】 自分の事業やプロジェクトのプレスリリース原稿作成・提出(武藤氏)
16:00 終了
● ● 第2回 ● ●
■ 2018年2月21日
13:00 【挨拶】前回プログラム振り返り(須田)
13:15 【講義】公募書類(各種申請書・提案書)作成のノウハウ(影山氏)
14:00 【講義】プレスリリースの書き方とポイント(影山氏)
14:30 【ワークショップ】魅力的なプレゼン・応募ノウハウ(須田・影山氏)
15:45 【ワークショップ】参加者相互による事業計画ブラッシュアップ(須田・影山氏)
16:30 【講義】人脈マップ構築意義と人脈の広げ方ノウハウ(須田)
17:00 【ワークショップ】各自の人脈マップの過不足を洗い出す(須田)
18:00 【交流会】
■ 2018年2月22日
9:00 【講義】 先輩に学ぶ、地域を変革する力とは(横山氏)
10:00 【パネルディスカッション】前段の講義を題材として、みえること、課題について(須田・影山氏)
10:30 【ケーススタディ】先進事例にみる地域イノベーター人材の要件整理(影山氏)
12:45 【講義】 社会起業を成功させるネットワーク作り(田中氏)
13:45 【リフレクション】 リフレクションシアター、プログラムについて(影山氏)
14:45 【個別案件相談会】
15:45 【宿題説明】 自分の事業やプロジェクトをステークホルダーに提案する資料を作成(武藤氏)
16:00 終了
■会場
2018年1月24日 株式会社フォーバル本社(東京都渋谷区) セミナールーム
2018年1月25日 株式会社フォーバルテレコム (東京都千代田区)セミナールーム
2018年2月21日 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟
2018年2月22日 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟
■参加者の声(アンケートより抜粋)
【講義関係】
●今、日本が抱えている課題について
・最新の統計データや国の動きを知れてよかった。
・なんとなく理解していたことだが、年次・数字で説明を受け、今後の日本に対する問題点が明確になり、当事者意識を持つことが必要と感じた。
・国が考えていることが理解できた。
・日本の課題、人口減少が引き起こすことを実感し、これからの子供達が心配。
・同様な話を聞いたことがあるが、今までになく、とても分かりやすかった。
・自分でマーケティングしていた情報が甘い数字になっていることに気付き、今回の講義で考え方が変わりました。
・日本が抱えている課題について、具体的に起こる事象について、データや図で説明してくれて印象に残りました。他ではここまで詳しく教えてくれない。
●魅力的なプレゼン・応募ノウハウ・プレスリリースのコツ
・情報を受け取る立場の人が、その後、どういう行動をするかまで考えることが必要。
・今までメディア対策は出来てなかった為、参考になった
・伝える方法と伝え方、ポイント一つでどれだけ変わるか体験できた。
●人脈マップ・つながりマップ
・現状の人脈(つながり)を普段、気にせず過ごしていたのがもったいなかった。目標実現のために、必要なワークだった。
・人のつながり(人脈)が大事と感じた。
【グループワーク関係】
・他の人の意見を聞くことで自分に必要なもの、参考にするものが発見できた。
・ワークを通じて自分の目標に対して、どう行動すべきかアドバイスを頂き実りが多かった
・違う視点からの意見が聞けて、ハッとさせられた。一人で考えるだけではうまくいかないと実感した。
・グループで考えるほうが何倍も効果的とわかった。
・自分の意見を発言したり他の人の話を聞いてディスカッションすることで、気付きがたくさんありました。
・自分の起動力となっている原点(強い思い)を再度振り返ることができた。
・自分の力で解決せず。仲間や出来る人と協力して推進する事が重要と思った。
・座学だけの講座より理解が深まった。
■講師紹介
・田中勇一 様 社会起業大学学長・多摩大学大学院客員教授
・舘 逸志 様 元国土交通省政策統括官・地域活性学会副会長
・影山恭英 様 国産株式会社代表取締役・6次産業化プランナー
・横山 史 様 淡路市地域おこし協力隊
・井上義雄 様 株式会社ファンドレックス取締役・日本ファンドレイジング協会認定講師
・須田憲和 元気な日本をつくる会組織運営本部長・一般社団法人公益資本主義推進協議会組織運営本部長
ご参加いただいた皆さま 有難うございました。
これからも一緒にイノベーターを目指して頑張りましょう。